本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

刑事コロンボ:迷子の兵隊

財団が運営する軍事教練学校で、財団幹部のブレイリー大佐を教官であるキーガン曹長が脅迫していた。キーガンは、ブレイリーが不正に私服を肥やしていることや、不倫していることを嗅ぎ付けたのだ。将軍の誕生日パーティが開催された夜、ブレイリーはキーガン殺害を企てていた。

 

ずいぶん壮大なミニチュアだな~

ゲティスバーグの戦いらしい。

でもこれ並べるの大変だけど、他に誰もいなかったんだよね。

「アリバイがある」でいいんだろうか。

 

財団を訪れる警部。

立ち入り禁止の部屋をしれっと開ける。

シンクタンク易経もやってるのか。

 

将軍の若い妻ジェニーに最初に会ったときに

コロンボの車にかなり食いついていたのは

その後のシーンのためだったのね。

 

葬儀に参列するコロンボ

そこでキーガンの友人に会う。

教会での二人、行ったり来たりでせわしない。

かなり目立って面白い(笑)

 

ラストでカメラがミニチュアに戻っていくのか~と思っていたら

最前にコロンボが!

 

今回は犯人がコロンボにいつ気付いたのか聞いてくれるから

本人から直接聞ける回でした。

 

北軍の軍服は青、南軍はグレー。

これ、覚えておこう。

 

原題は「Grand deceptions」で

特に軍にフォーカスしてるわけではないんですね。

 

刑事コロンボ:4時02分の銃声

政治・社会アナリストのフィールディング・チェイスは、昔の恋人の娘ビクトリアを養女として育て、溺愛していた。作家志望のビクトリアが書いた小説を、チェイスの助手ウィンタースは出版するべく奔走するが、ビクトリアの自立を恐れるチェイスはその計画を握りつぶしてしまう。

 

携帯電話が出始めた頃なんですね。

コロンボも買おうか迷っているらしい。

 

ジェリーを殺しに行ったときのあの服、目立たない?

いつものスーツ姿とは全然印象が違って

一瞬誰かと思ったわ。

本当にどんな手でも使えるものは全て使う人だな~。

 

現場に来たコロンボと会って早々

うっかり口を滑らすチェイス(笑)

何とか誤魔化したっぽいけど、

ここで気付かれちゃったよ。たぶん。

 

しかしあの電話のトリック、いつ準備したんだろう。

ビッキーの鍵使ったのは分かったけど、

電話中に近くで声聞こえたりしないのかな。

 

毎回なかなか本題に入らないコロンボ

見てるこっちもイライラするんだから、

犯人なら尚更だろうな。

 

チェイスの自宅、すんごい邸宅だな~。

なんだ、あれ。

本当に山の中だな。リフトまであるよ。

そりゃ携帯使えないわ。

 

チェイスが散々裏工作してたことに気付いて

ビッキーがやっと家を出る決心をした。

よかった。だいぶ時間がかかったけど。

 

コロンボを送っていく道中(山の中)で事故に遭遇。

全員警察だったのか~。

携帯が使えるか試したんだ。

 

車のトランクにライフル準備してたけど、

やはりコロンボの方が上手でした。

 

原題の「Butterfly In Shades Of Grey」

どういう意味だろう。ビッキーのことかな。

もうちょっと調べてみよう。

刑事コロンボ:幻の娼婦

心理学者でクリニックを主催するジョーン・アレンビー博士は、著書がベストセラーとなり、多忙な毎日を送っていた。ある夜、恋人でもあるマネージャーのデヴィッドが企画した講演旅行に出かけたジョーンだったが、予約した便が欠航となり、深夜の診療所に戻ると、そこで驚愕の現場を目撃してしまう。

 

クリニックにある寝室の理由を聞いて驚くコロンボ

外にいる人も、中にいる人も誰がいるか知ってるんだよね、としつこく確認。

治療の一環だと聞いてもやっぱり気になる様子。

 

アレンビー博士の逆質問に、さすがのコロンボもタジタジで

そそくさと退散(笑)

わざとだったのかな。

 

ミュージックホールで証拠を回収するアレンビー。

帰りにコロンボとバッタリ遭遇。

「いい鞄だな~」と言いながら証拠の入った鞄を眺める警部。

しかもその場で開けないといけない状況に。

ヒヤヒヤでしょうね。

 

コロンボ警部のチューバの演奏も。

高校時代にやってたらしい。

お上手~

外の噴水に合わせて流れる演奏が印象的。

 

患者の治療中にクリニックを訪れる警部。

アレンビーを待つ間、例のベッドにダイブ(笑)

スタッフから次々に相談され、持ち上げられて

まんざらでもなさそうに助言するコロンボが面白い。

 

今回はコロンボも色々手の込んだことをして犯人を追い詰めます。

ところでアレンビーのあの変装はバレないんだろうか。

ヘレンとかのよく知ってる人に。

一瞬だったし、目も逸らしてたし

帽子に目が行ってたのかもしれないけど。

刑事コロンボ:忘れられたスター

ある夜、往年のミュージカル映画の名場面を集めた「ソング&ダンス」の試写会が行われた。かつて一世を風靡したグレースは、これを機会にカムバックしようと、ブロードウェイでのミュージカル上演を企画するが、夫から計画を反対され、資金援助を断られる。グレースは夫殺害を計画するが…。

 

過去を忘れられず昔のように戻りたいとか、家で自分の出演作を見てるとか

もうサンセット大通り

 

夜中の一時にたたき起こされたコロンボ

警察手帳もペンもメモも時計まで忘れたまま到着(笑)

 

執事とメイドは夫婦なのか。

コロンボの後を灰皿を持ってついていく執事と

コーヒーをこぼさないように心配そうについていくメイドが面白い。

確かに見てて不安になるよな~。

 

グレース、木を伝って下に降りるとか、ずいぶんとアクティブ。

長年活躍してた人だし、旦那は70歳とか言ってたし、年配だよね。

 

過去の出演作、「walking my baby back home」

曲が結構クセになる。

 

最後のコロンボはタキシード姿。

いつものヨレヨレのコートで眠そうに入ってくる姿と違って新鮮^^

 

ところで警部の射撃テストは大丈夫だったんだろうか。

刑事コロンボ:権力の墓穴

高級住宅地ベル・エア地区。コードウェルは向かいに住む友人マークに相談を持ちかけていた。コードウェルは、妻といつものように口論になった末、彼女を絞め殺してしまったというのだ。マークは、コードウェルの家に侵入し、彼の為のアリバイ作りに加担する。マークはロス市警本部次長だった。

 

 

さすがは警察、偽装が手早い。

でも、やはりコロンボ警部が早々に引っかかる。

犯人が見落としているところを拾っていくのが

見ていて楽しい。

 

しかし、あのタイミングで殺すのは大丈夫なのか?

既に一件起きてるし、相手は同業者だし。

ずいぶん危険だな、と思った。

自分が帰ったタイミングもバレてるし。

 

コロンボの話は上には届いていないのか?

それとも高をくくってたのかな。

 

最後の展開はビックリした。

てっきり宝石の方かと思ってたら、まさかの部屋の方。

少し前からそれを見越して動いていたコロンボ

書類まで偽装して流石です。

 

これ吹き替えでみたけど、あからさまに大きい声で指示を出したり、

相手の話に被せて言葉を発したりするのが

「何かを隠している」ときの言い方で、声優さんって凄いな~。

 

ところでコードウェルはシロでいいの?

巻き込まれて共犯にさせられてはいるけど。

刑事コロンボ:ハッサン・サラーの反逆

ロスにある中近東スワリ国総領事館の総領事代理ハッサン・サラーは警備隊長を殺害し、その後、総領事館の職員ハビブを共犯に、過激派の学生の仕業に見せかける計画を実行する。彼は完璧なアリバイ工作を仕掛けるが、ハッサンが参加していた会議にコロンボも参加していた。

 

サラーの裾をたびたび踏むコロンボ(笑)

ビリって結構な音してたけど大丈夫か?

サラー役の人、存在感があって特に目がすごく印象に残る人でした。

 

爆発音って気のせいだと判断するものなの?

気にはしつつ流してたけど。

 

国王陛下若いな。

柔軟な上に友達認定されるコロンボ

国王、割とフランク。

 

スルッといろんなところに入り込むな~。

しれっと国王との挨拶の列に加わるし(笑)

そして今度は厨房へ。

忙しい最中の厨房って、居心地悪いんじゃないかな。

いろいろ出してもらって国王の食事まで味見。

フランス料理らしい。

 

外交官特権ってあるのね。逮捕されないらしい。

安心したのか、ベラベラ喋り始めるサラー。

コロンボに椅子とテーブルを用意し

自らお茶を淹れてくれるサラー(笑)

この後のコロンボの逆転劇が爽快でした。

面白かった~!

刑事コロンボ:自縛の紐

フランチャイズの健康クラブを経営するマイロ・ジャナスは加盟店のオーナー、ジーン・スタッフォードから、悪質な経営を見抜かれ告訴すると宣言される。マイロはその夜、自宅でパーティを設定した後、スタッフォードの店に行き、証拠を見つけたと笑う彼に襲いかかり殺害する。

 

☆☆☆☆

「喋っててもいいけど、こっちは切るよ」って^^

中華のテイクアウトはこのときに流行ってたのね。

 

トライコン工業者の受付にある「トータルデータ検索システム」がすごい。

ずいぶん大きい。音も大きい。

ここの受付嬢とのやりとりが面白かった。

そしてそのまま電話台に置いてくる(笑)

 

今回は病院で激怒するコロンボが見られます。

病院で親子の会話を聞いてトリックに気づくけど、

そこで親子を覗き込むコロンボが近い、近い。

 

最後、犯人を追い詰めるシーンで理論を展開していくけど、

すぐには分からなかった。

少し時間を置いたら理解できました。

なるほどね~。

迫力はすごかった。

 

しかしタイトル(邦題)が決めてそのままだな。