本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

アジアン・ティーは上海の館で/ローラ・チャイルズ

お茶と探偵シリーズ第16弾。

 

ハロウィン直前のある日、ギブズ美術館では上海からそのまま移設した18世紀の茶館のお披露目パーティが開催されていた。

セオドシアは、恋人のマックス(美術館の広報部長)とともに出席。

二胡の音色、銅鑼の音、激しく舞うドラゴン。異国情緒溢れる中、そこに設置されていた写真ボックスで男性の死体が発見され、パーティは大混乱に。

そして事件を理由にマックスが解雇され、恋人の容疑を晴らそうと独自に調査を始め・・・。

 

毎回お茶とスイーツ、お茶会が楽しみで読んでいます。

ヘイリーの料理も、ドレイトンのブレンドも美味しそう。

お腹すいてる時に読むと辛い・・・。

今回のお茶会は「タイタニックのお茶会」「ロンドン塔のお茶会」

ハロウィンの季節だから死者、幽霊を連想するこの2つをテーマにしたのね。

いつも思うけど、近くにこういうティーショップがあったらな~。

 

セオ、相変わらず色んなイベント掛け持ちしてて忙しい。

今回もティーショップでお茶会を開催したり、愛犬、アール・グレイと一緒にチャリティマラソンに参加したり、イベントの委員長を引き継いだり。

ヘイライドって楽しいのだろうか。

 

巻末には作中に出てきた料理のレシピ付き。

・ソーセージとニョッキのスープ

・ヘイリー特製蜂蜜スコーン

・チャツネ入りクロワッサン

は作ってみたいな。