本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

名探偵ポワロ:黄色いアイリス

レストラン「白鳥の庭」がロンドンにオープンすることを

ヘイスティングスから聞き、

直後にミス・レモンがポストに入っていた

黄色いアイリスを手にやって来る。

それは2年前の未解決事件を思い出すものだった。

黄色いアイリスを「警告」ではなく、

「誰かが助けを求めている」と考え、再び捜査に乗り出す。

 

 

 

✩✩✩✩

冒頭は2年前の事件について2人に語るところから始まる。

事件現場となったのは、ブエノスアイレスにある

レストラン「白鳥の庭」。

ポワロはちょうどその場に居合わせたにもかかわらず

事件を解決できなかった。

それは、ポワロがスパイ容疑で逮捕されたから。

関わっていたのに結局何もできなかったのは

さぞかし無念だっただろうな~。

当時のメンバーの会食にポワロも参加し、

2年前の事件と今回の事件の真相を解き明かす。

 

皆が注意を払わない人に成りすましたら

犯行がやりやすい、というのは以前の事件でも出てきましたね。

しかし、イマイチはっきりとした証拠は無かったような・・・。

 

ポワロの朝食は均等に切り分けたトースト

(それか小さいクラッカーかな?)+ジャムに紅茶。

しかも皿にも均等に並べられてる。

あれじゃ絶対お腹空くわ~。

これに関してはヘイスティングスの言う通りだと思う。

 

ラスト、文句を言いつつもフィッシュ&チップスを

パクパク食べるポワロが可愛い。

(どうやら気に入ったようです・・・(笑))