本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

名探偵ポワロ:エジプト墳墓のなぞ

王家の谷でエジプトの遺跡を発掘する探検隊。

封印が解かれ、中に入った直後、

考古学者のウィラード卿が心臓発作で死亡。

メンハーラの呪いという迷信から

ウィラード夫人はポワロに連絡を取る。

その後、関係者が次々に死亡。

夫人の依頼を受けてカイロに飛ぶ

ポワロとヘイスティングス

だが、またもや新たな犠牲者が。

 

 

 

✩✩✩✩

冒頭から何となく不気味な雰囲気が漂う。

顎が砕けるってなに、怖い。

聞いただけでゾッとするわ。

 

今回、人死にすぎですね。

ウィラード卿も何かあると思ったけど、

本当に自然死だったのね。

それで呪いの噂が立ったから

呪いのせいにして殺した。

呪いにするなら1人じゃダメだから

3人殺した、と。

 

ゴチャゴチャしてきたのでまとめ。

ウィラード卿:自然死

ブライブナー(資金援助者):敗血症に感染させる

ルパート(ブライブナーの甥):ハンセン病と騙し、自殺させる

シュナイダー(メトロポリタン美術館博士):破傷風に感染させる

 

破傷風の菌なんてどうやって手に入れたのかと思って調べてみた↓↓

破傷風の菌は土壌に常在している。

・傷口から体内に侵入、感染する。

らしい。どこにでもあるのか~。

そこからの採取の仕方は知らないけど、

まあ、出来るんだろう。

 

しかし、ああいう場所に行くときもスーツ。

テントでのティナーでも正装なのね。

砂まみれになるだろうに・・・。

どんな時でも紳士。

 

エイムズ医師のテントを探るポワロ、

テント前で見張るヘイスティングス

適当に会話して時間稼ぎしてるのが

もう居たたまれない。

その後、裏からしれっと出てくるポワロ。

ヘイスティングス可哀想。

 

ポワロの読書のお供はハタキ。

虫を追い払うのに活躍。

 

最後のミス・レモンに対する

粋な計らいがイイ。