本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

名探偵ポワロ:ヒッコリー・ロードの殺人

ミス・レモンの姉が寮母を務める学生寮で盗難事件が頻発。

心配でミスが増えたミス・レモンのために、ポワロが協力を申し出る。

ディナー講演の名目で学生寮を訪れ、学生たちと話す。

翌日、シーリアが盗んだのは自分だと告白。盗難癖があるらしいが、すべてやった訳ではないとのこと。その夜、シーリアは睡眠薬を飲んだ直後に亡くなる。

 

 

 

✩✩✩✩

冒頭からねずみが出てくるけど、やっぱり動物苦手だわ。

全編通して出てくるけど、どこで関わってくるのかな~、と思ってたら、本当に最後でしたね。あれ、いるのか?

※追記:原題がねずみと時計が出てくるマザーグースの手遊び歌なんですね。

 

今回は現場が学生寮

登場人物が多いし、密輸してたり、物が盗まれたり、入れ替えられてたりして大変にややこしい。

劇薬置いてある割に、近道だからみんな通ってるとか。

パトリシアのポケットに入ってた写真になぜか血がベッタリ付いてるとか。

電話で声を真似るのは簡単だ、とか。

気になるところは色々あるけど、一番はコレ。

最後の謎解きの前の電球取り替えてたシーンで犯人の顔映ってたよね。まだ名前言ってないのに。先に出しちゃったよ・・・。

 

いかにも怪しい人が実は捜査官だったんですね。密輸に関わっている人を特定するためだけど、怪しすぎ。潜入捜査をしてたのね。

 

ジャップ警部の奥さんがしばらく留守にしていて、シャツを焦がしたり、皿を溜め込んだりでなかなか大変そう。ポワロの申し出により、ポワロの家に居候する。

ポワロ、ミス・レモン、ジャップ警部の3人で料理対決。

んー。どれも微妙・・・。

ジャップ警部の作った「ゆで豆」が冗談みたいに鮮やかな緑で超気になる。

別に食べたくはないけども。

食の好みが全く違う3人で面白い。

ねずみ捕り用のチーズを出すな(笑)