本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

田中くんはいつもけだるげ/ウダノゾミ

8巻の今回はうっかりカラオケやら体育祭やらで頑張っちゃったり、恋の話があったりして意外に充実してる、ゆるにぶインセンシティブ・コメディ。

 

<登場人物>

田中:いつも眠そう、というか寝てる。「頑張る」という言葉とは無縁の男子高校生。

太田:大柄で甘いものに目がない。家事も得意。田中の世話係。

白石:学級委員長。男女共に人気がある。

宮野:小柄で元気いっぱいの頑張り屋。かなりポジティブ。

越前:太田の幼馴染。ヤンキーリスペクトだが、可愛いもの好き。

莉乃:田中の妹。クールに見えて、かなりのブラコン。

早夜:太田の妹で、莉乃の同級生。

 

田中くんの、ブニっとした顔が好き。

 

昔電話レッスンで直されたことあるけど、あれ「cook」じゃなくて「bake」よね。

確かに、自分でお菓子作ると分量に驚く。

まさかこんなに入ってるとは思わないし。

まあ、勝手に調節して作り変えるけど。

「もったり」とか体現できるのは、さすが。

声出して笑ったのは久しぶりな気がする。

 

田中くんだけじゃなく、周りのみんなもそうだけど

さらっと優しいし、気付いてないようで結構見てる。

相手をそのまま受け入れてたり、見て見ぬ振りはしないとか、素直に言葉で伝えたり、当たり前のようにしてるのを見て、そうありたいと思う。

全然できてないから、変わっていきたい。

 

これから白石さんと何かが始まりそうな予感。

・・・始まるのだろうか。

 

次巻は9月頃の発売のようで大変楽しみ。