本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

名探偵ポワロ:クラブのキング

ポワロはヘイスティングスに誘われ、映画の撮影所を訪れる。

そこでは撮影所のボスでプロデューサーのリードバーンが、主演女優のバレリー・サンクレアを怒鳴りつけていた。

その晩、リードバーンが自宅の書斎で死体で発見される。

第一発見者はバレリーだった。

バレリーはショックのあまり、隣家のウィローズ荘へ駆け込んでいたが、彼女がリードバーンから強請られていたことが発覚し、捜査の目はバレリーに向けられる。

 

 

 

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今読んでる本にもちょうど映画の撮影所が出てくるのでちょっと嬉しい。

サンセット大通りみたいね。

 

いつも殺人者とか犯罪者には厳しい態度を取るポワロ。口調も目線、目力も普段と変わるのに、今回はちょっと違った様子。

「殺人が起きてないんだから、犯人はいない」って。

・・・いや、死んでるよね。

殺意はなかったけど、いいの?それで。

別に正当防衛でもないし。

許さないのは殺意があった上での殺人だけなのかな。

 

アートの解釈、なるほどね~。

後ろ側も表側と同時に見せてるのか。

ほぅ。

 

ポワロと旧知の王子ポールの部屋の壁紙、可愛いね。

白地に青の模様ってなんか好きだな。

ちょっとビックリしたよ。王族の部屋とか知らないけど。

 

今回は王子の部屋の壁紙と、バレリーの眉毛と髪の色の違いが超気になる回でした。