本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

猫は殺人事件がお好き/サム・ガッソン

元私立探偵の父親に憧れ、いつか探偵になることを夢見ている11歳の少年ブルーノ。愛猫ミルドレッドを溺愛しており、お手製の名刺と猫柄のニットがトレードマーク。いつも事件はないかと目を光らせている。ある日、向かいに住む友人の母親が殺されていた。ミルドレッドも姿を消し、死体の近くには猫の血染めの足跡がついていた・・・。

 

 

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主人公が少年ということで、勝手に軽めの内容だと思っていたら、殺人、レイプ、DV、窃盗、麻薬・・・と重いテーマで書かれていてビックリした。

 

ただ、ブルーノの性格があまり好きになれない。

何の権限も持たないのに生意気で、読んでてイライラする。

あれじゃ警部に睨まれても仕方ない。

好みが分かれるところかもしれません。

 

あらすじ読んで面白そうだと思ったのに残念。