本を片手に

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名探偵ポワロ:ベールをかけた女

宝石強盗犯に一杯くわされたジャップ警部とは対照的に、事件がなくて暇なポワロ。そこにベールをかけた女性(レディ・ミリセント)から、昔の恋文のネタにラビントンという男に脅迫されていると相談を受ける。公爵と婚約中だそうで。ポワロとヘイスティングスはラビントンを呼び交渉をするが、決裂。彼の留守中に自宅に忍び込み、手紙を取り返すことに。

 

 

 

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今回はポワロの鍵屋の変装が見れます。

カジュアルな服装で、いつものヒゲも雑に下ろしてる(?)。もう、ただのおっさんになってる。変わりっぷりがすごい。黒ずくめの服で、ヘイスティングスとともに家宅侵入。しかもノリノリで。

かなりぶっ飛んだお話になってます。

 

手紙を見つけるが、家政婦が警察に通報。見つかった瞬間、ヘイスティングスは自分だけ早々に逃走!

家政婦を騙してると思いきや、家政婦に嘘つかれてて逮捕されるポワロ。

 

逮捕されたポワロをからかうジャップ警部、「狂犬と呼ばれている」とか言っちゃって楽しそう(笑)

ポワロのこんな姿が見れるなんて、さぞかし楽しいだろうな。

 

ポワロが逮捕されている間、ヘイスティングスが一晩かけても開けられなかったからくり箱をあっさり開けるポワロ。ここは流石です。

 

後半は自然史博物館での追いかけっこ。

ボケっと突っ立てないで早く追いかけろよ、とか

箱から出てきた宝石、冒頭のアーケードで盗まれた宝石と違ってない?とか気になった今回。警察も探偵もなかなか間抜けな回でした。