本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

名探偵ポワロ:消えた廃坑

夜遅く、銀行の頭取ピアソンがポワロを訪ねてくる。中国人のウー・リンから銀山の地図を買うことになっていたが、重役会に現れず行方不明となっていた。

翌日、チャイナタウンでウー・リンの死体が発見される。

 

 

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タイトルの意味がよく分からなかった。廃坑、特に消えてはいないよね。

 

冒頭、真剣な表情で何をやっているのかと思ったら、モノポリーやってる~、懐かしい!

小学校の時しばらくやってたな~。あっという間に夜になってたわ。釈放が読めなくて、追放って言ったら笑われたのもいい思い出(笑)

手持ちのお金の並べ方が、やっぱりポワロだな、と思った。きっちり一列に並んでるんだもん。

モノポリーって、この時(ミスター・ウー・リンの宿帳の記載から1935年)に発売されたばかりのゲームなんですね。ポワロもヘイスティングスも流行には敏感なんでしょうか。ちなみに2015年には発売80周年記念エディションが出てますね。

・・・って書いてたら久しぶりにやりたくなってきた。

 

Monopoly:独占権

Mono-:単一の

-poly:販売

らしいです。今初めて調べた。

 

警察では新しい捜査方法が登場。捜査本部ができてる。無線を使って張り込み&尾行。部下に指示を出すジャップ警部が頼もしい~。これにはポワロも感心。いつもポワロに助けてもらってるからね。まあ、結局は今回もだけど。

卓上の地図の上でおもちゃの車を移動させていく様子は、遠目にみるとギャンブルやってるみたい。

時代を気にしながら見るのも面白いですね。

 

そして、頭取は何でポワロに依頼してきたのか。既に地図を持ってるなら別に依頼しなくていいのでは?ちょっとよく分からないな。もう一回見たら分かるかな。