本を片手に

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名探偵ポワロ:安いマンションの事件

マンションを借りに来たロビンソン夫妻。しかし、直前にエレベーターから降りてきた女性は名乗っただけで追い返されてしまう。

ポワロとヘイスティングスはパーティーでロビンソン夫妻と知り合うが、高級マンションを安く手に入れたことに疑問を持ち、夫妻と同じマンションを借りる。

 ポワロはロビンソン夫妻が2組いることと、謎の男がマンションの周りをうろついているのを確認する。

 

 

 

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毎度気軽に犯罪行為を。今回はロビンソン夫妻の家の鍵に細工をする。一応この2人を守るため、ですけどね。

ロビンソン夫妻の注意を引きつけるヘイスティングス。何の話をするのかと思えば、壁紙用のブラシの話。

アナグマの毛と、壁紙用ブラシ、どっちがいいですかね?」

突然家にやって来て、こんな話されたら誰も付いていけません。2人も呆然と見つめてるし。すぐバレるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見てたら、やらかしたのはポワロさんでした。まさかのΣ(゚д゚lll)

 

ミス・レモンが職業を偽って潜入。特ダネゲット~。ポワロの助手たるもの、目ざとくないとね。

いつも気になるミス・レモンの髪型、というか前髪。生え際の部分で均等にクルクルしてるやつ。あれ、どうやってセットするんだろうか。

 

今回は、マンションのなぞが実は別の事件と繋がっていて、ポワロ、ジャップ警部スコットランドヤード)、FBIが捜査をともにする、という大掛かりなものになっています。

このFBIのバート捜査官がかなり尊大な態度で、彼によるとマフィアは映画の中だけで、実際には存在しないらしい。

イヤミを言われ、ジャップ警部がポワロを擁護する場面も。これは前回のジャップ警部の講演が影響してるのかな。

ロビンソン夫妻の自宅でマンションの周りをうろついていた男を取り押さえよとするが、ポワロが落とした銃を奪われた上に逃げられてしまう。

2人掛りで先回りまでしたのにカッコ悪い(・・;)

あーあ、と思ってたらポワロの方がやっぱり一枚上手でした。

ラストでは無事にバート捜査官を唸らせ、スッキリでした。