名探偵ポワロ::スズメバチの巣
ジョン・ハリソンは自分の婚約者モリーをポワロに紹介する。紅茶占いをするが、彼女のカップには彼女のものとは別の口紅がついており、暗雲を予測する。ハリソン、モリー、友人のクロードの三角関係が気になるポワロ。事件を未然に防ごうとする。
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今回はいつもとは違ったテイストの展開。
殺人事件は起きなく、死体も出ていない。
ポワロが気付いて動いてたから、ですけど。
冒頭から体調がすぐれず、病院行きになるジャップ警部。妙な味のするものを食べるなよ~。結局盲腸だったようで、術後にポワロたちに事細かに説明する場面も。
そそくさと席を立つポワロ。痛い話は苦手なんですね~。モルグは平気なのに。蜂のようにブンブンいうものも苦手なようです。
面白い事件がないとイライラするポワロ。
「夏祭りで事件でも起きれば機嫌も治るのに」とヘイスティングスも呟きます。
ポワロは紅茶占いもできるのね。口紅の色もすぐに判別。さすが、名探偵は違います。
あんな近くにスズメバチがいるって、随分剣呑な庭だな。愛着が湧くものなのか?
スズメバチに刺された時って、あれだけで済むんでしたっけ?死ぬやつだと思ってたけど。虫刺されの跡がプチっとできてるだけで(痛みはあるらしいけど)、薬もヨードチンキでいいらしい。
イギリスのものとは違うのか。
今回もヘイスティングスの時間稼ぎがあり、ヒヤヒヤします。
ヨードチンキの緑の小瓶がきれいだった。
主治医の杖の持ち手が髑髏って。あれ、カッコイイ。
カメラで撮ったのと写真に写ってるので向きが違うけどね。
ミス・レモンはフィットネスに通ってるのね。
ポワロも勧められるけど、「ポワロの体型は今が絶頂期」らしい。
いつもと違って事件を未然に防ぐパターンの今回。
探偵としても、事件が起きる前に防げるのは嬉しいでしょうね。
暴かれたとき、罪を犯そうとしていた人が見せた安堵の表情が印象的でした。
美しい庭で、たまに友人と過ごしながら静かに最期を待つんだろうな、と思わせる少し切ないラストでした。