本を片手に

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名探偵ポワロ::マースドン荘の惨劇

ホテルの主人ノートンから「事件を解決してほしい」という手紙を貰い、訪れるポワロとヘイスティングス。行ってみると実際に事件が起きたのではなく、小説の話で腹を立てりポワロ。帰ろうとするが、マースドン荘の主人マルトラバース氏が急死し、警察に連れられて事件に巻き込まれる。

 

 

 

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マースドン荘には幽霊が出るとか、妻のスーザンは幻聴が聞こえるとか、オカルト風味になってるし、殺し方もなかなかにエグい。

 

ホテルの主人との入れ違いになってる会話が面白い。

いちいち会話に入り込んでくるノートンが強烈なインパクトを残してくれています。

自分で書いてて「全員に完璧なアリバイがあって困ってる」って、どんな書き方してるんだ・・・。

 

芝とか木の緑が目が覚めるほど美しいのよね~、このドラマ。見てて楽しくなる色です。マースドン荘の本棚も羨ましい限りです。

 

自白を引き出す場面、マルトラバース氏のデスマスク作ったのね。あれが一番怖いわ。ノートンはポワロのお手伝いができて嬉しそう。孫に自慢するらしい(笑)

 

蝋人形館にポワロの人形が!でももう閉館時間。

ヘイスティングス「もう閉館らしいですよ」

ポワロ「でもぉ・・・」

って言うポワロが可愛い。

ラストに隣でポーズを取るポワロも、それをスルーするジャップ警部ヘイスティングスも、可愛い。

帽子はやっぱり斜めがイイですね。