本を片手に

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名探偵ポワロ:死者のあやまち

ある日、ポワロのもとにオリヴァ夫人から電報が届く。至急デヴォンにあるナス屋敷に来て欲しい、という内容だった。どうやら屋敷の主人ジョージ・スタッブス卿が祭りを開催し、そこで殺人推理ゲームが行われるようで、オリヴァ夫人が脚本を書いているらしい。しかし彼女は企画に不吉な予感を感じ、ポワロに連絡した。

 

 

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今回の話がポワロシリーズ最後に撮影された話でしたっけ。クリスティの別荘での撮影でしたね。

素敵なお屋敷は庭も素晴らしい。美しい芝に、花が咲き乱れているのは最高です。こういうところ、いいな~と思いますが、たぶん日中だけですね。夜になると鬱蒼としてて不気味で怖そうです。

 

ジョージの妻、ハティ役の人が美人さんでした。原色が似合いますね。

あとインパクトが強かったのは、マーリーン・タッカー。10代らしくプクプクしてて可愛らしいんですが・・・。異常性欲者の殺人が好きって(´Д`;)

お祖父さんにそういう話を聞いたとか。マジか。

 

ゲームの脚本がコロコロ変更されて不審に思ったオリヴァ夫人がポワロを呼んだんですね。タクシーのドライバーが、運転しながら気軽に後ろ向いて話してて怖い。

 

外国人旅行者も、不自然な場所に建てた東屋もどこでどう繋がるのかと思ってたら、そういうことか。ラスト、ああなることをポワロは知ってたのかな。知ってたっぽいな。

どうしようもないバカ息子が引き起こした、酷いお話でした。

 

見るのが疲れるのは、いつものメンバーが出てないのと、毎度登場人物が多いからだろうか。

 

【メモ】

folly:愚かな考え