本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

グラナダ・ホームズ:もう一つの顔

平和な日常を送っていたネビルが、ある日突然姿を消した。彼の妻はロンドンの裏街まで行き、ふと見上げた窓にネビルの姿を認める。彼女は警察を呼び共に家の中を探すが、そこにネビルの姿はなく、いたのは物乞いのブーンだった。夫の捜索をホームズに依頼する。

 

 

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ワトソンが友人を探しにアヘン窟へ行くと、そこにはホームズが!別件の調査で来ていたようです。相変わらず見事な変装術。本当に別人ですね。ワトソン、よくわかったな。そこからいつもの姿に戻るシーンもワクワクします。

コカインだけでなく、アヘンまで始めたわけじゃなくてよかった(笑)

 

依頼主の屋敷を訪れ、そのまま泊まることに。

夜通し考え、ついに何かを思いついた様子。早く試したくてウズウズしながらワトソンを起こす仕草が可愛らしい。優しく声をかけ、それでも起きなくて足の裏をポンポンって。微笑ましいです。

そういえば、寝る前にワトソンがロウソクの炎を指ではさんで消してるのもツボ。

 

自分の勘違いに気づいて、留置所にでっかいスポンジ持って入るホームズの腕が白くて綺麗ですね。つい見ちゃう。

スポンジでブーンの顔を洗って、水をかけると・・・。行方が分からなくなっていたネビル。変装の名人はホームズ以外にもいたようですね。こちらも、お見事でした。