本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

グラナダ・ホームズ:入院患者

才能があるが、若く貧しい医師、トレヴェリアンは条件付きで開業資金を援助してもらっていた。同時に、健康に不安を抱えるブレッシントンは入院患者として同居することになる。医院は成功していたが、ある日を境にブレッシントンが何かに怯えるようになり、錯乱状態になってしまう。トレヴェリアンは、自分では治められないとホームズに相談する。

 

 

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書類が散乱している床に寝そべって探してるの、可愛い(笑)

ドラマの中で見てる分には、ね。

せっかくハドソンさんが片付けたのに・・・。

事件のことだけに集中していてそれ以外のことは目に入らないんでしょうね。

 

診察室(に限らず全体的に、だけど)が豪華すぎる。

屏風とかも置いてあって、オリエンタルな雰囲気。

作品中にでてくる調度品は見ていて楽しいです。

家具の艶も、食器の装飾も美しくてワクワクします。

被害者の私室、ベッドの足元に置いてあったチェストも色鮮やかで華やか。

 

セリフもなく、部屋中回って手がかりを探している寝室の捜査場面は、見ているこちらも何となく息を詰めてしまいますね。

手際の良さ、仕草の美しさに見入ってしまいます。

 

人が亡くなった部屋でお茶とは、なんとも優雅ですね~。

今回のは遠慮したいですけど・・・。

 

 

【メモ】

resident:居住者、宿泊客、福祉施設の入居者

re-:後ろに、-sid:座る、-ent :人

逆は「前に座る人」で"president"

「大統領」ですね。