本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

最愛台湾ごはん 春菜的台湾好吃案内/池澤春菜

文面からも写真からも台湾への愛が伝わってくる・・・

というか、溢れ出てる。

著者の台湾への渡航歴は、なんと40回以上!

そろそろ50回らしい。

自身の足で、舌で見つけた本当に美味しいお店だけを紹介している台湾の案内本です。

 

初めてお姿を拝見したのがNHKフランス語会話で、文章を読んだのもその時。

テキストの中のコラムが最初でした。

友達に語りかけるような文章が読んでて楽しくて、一緒に旅行している気分。

文章もするする頭に入ってきます。

だからこの人の本、文章が読みたくなるんだよな~。

 

ということで今回も購入。

行きたいお店も食べたいものもザクザク出てくる。

「笑っちゃうほど美味しいおかず」とか言われたら、これはもう行くしかない!

気になりすぎるでしょ。

他にも美味しそうな写真がいっぱいで、読んでるうちにどんどんお腹が空いてくる。

危険で甘美な本。

「一人でも大丈夫」「四人以上推奨」と推奨人数を書いてくれているので助かります。

 

マンゴーとお茶が気になります。あと、グアバジュース。

「味や香りで心の中に景色を描く」という言葉が素敵だなと思った。

そういえば、「香りで記憶が呼び覚まされる」というような本を最近立て続けに読んだばかりだ。

 

載せきれないお店もいっぱいあるようで、それも楽しみにしていよう。

 

無料アプリ「COCOAR2」をインストールして本のページにかざすと、お店の地図がGoogleマップで見れるのも旅行の際にはありがたい。

巻末には台湾料理のレシピや、台湾旅行で役に立つアプリ一覧もあります。

台湾旅行のお供におすすめの一冊です。