本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

夢幻朗読劇「一月物語」

3/10 13:00公演。

 

朗読、ダンス、音楽、映像をミックスさせた朗読劇。

主人公のマサキはWキャスト。

私は彩吹マサキバージョンで。 

出演者みなさんの声が、質は全然違うのに聞きやすくて話に引き込まれました。

 

以前AXNミステリーの「英国男優のすべて」で

「読むとよく分からないけど、上手い俳優が朗読すると理解できる」みたいなこと言ってたけど、本当にそうでした。

聞いてすぐに脳内変換できない言葉が多かったけど、話は理解できた。

 

水さんの声が心地よくて、他の朗読も聞いてみたくなる。

今までも声で好きになった人が多いし、

独特のクセのある声が好きなんだな、と改めて思った。

 

言葉を聞いてるだけで目の前に情景が浮かび上がるから、朗読は面白いよな~。

夜空に浮かぶ月の描写とか、思わず見上げそうになったよ。

 

彩吹さんの声も真っ直ぐ届いて心地いい。

マサキの「やりたいことがあるのに、目の前にすると立ち止まって考えてしまう」とかが分かりすぎる。

そのまま放置してるとだんだん面倒になっていくんだよね。

そして、すぐ消えてはくれない。

 

ラストシーンはもうちょっと考えてみたいな。

マサキはどうなったんだろうか。

字面が難しいみたいだけど、今度は原作読んでみよう。