本を片手に

見たもの、感じたことの記録です

名探偵ポワロ:死者のあやまち

ある日、ポワロのもとにオリヴァ夫人から電報が届く。至急デヴォンにあるナス屋敷に来て欲しい、という内容だった。どうやら屋敷の主人ジョージ・スタッブス卿が祭りを開催し、そこで殺人推理ゲームが行われるようで、オリヴァ夫人が脚本を書いているらしい。しかし彼女は企画に不吉な予感を感じ、ポワロに連絡した。

 

 

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今回の話がポワロシリーズ最後に撮影された話でしたっけ。クリスティの別荘での撮影でしたね。

素敵なお屋敷は庭も素晴らしい。美しい芝に、花が咲き乱れているのは最高です。こういうところ、いいな~と思いますが、たぶん日中だけですね。夜になると鬱蒼としてて不気味で怖そうです。

 

ジョージの妻、ハティ役の人が美人さんでした。原色が似合いますね。

あとインパクトが強かったのは、マーリーン・タッカー。10代らしくプクプクしてて可愛らしいんですが・・・。異常性欲者の殺人が好きって(´Д`;)

お祖父さんにそういう話を聞いたとか。マジか。

 

ゲームの脚本がコロコロ変更されて不審に思ったオリヴァ夫人がポワロを呼んだんですね。タクシーのドライバーが、運転しながら気軽に後ろ向いて話してて怖い。

 

外国人旅行者も、不自然な場所に建てた東屋もどこでどう繋がるのかと思ってたら、そういうことか。ラスト、ああなることをポワロは知ってたのかな。知ってたっぽいな。

どうしようもないバカ息子が引き起こした、酷いお話でした。

 

見るのが疲れるのは、いつものメンバーが出てないのと、毎度登場人物が多いからだろうか。

 

【メモ】

folly:愚かな考え

名探偵ポワロ::ビッグ・フォー

ヘイスティングス、ミス・レモンの元にポワロの死亡の知らせが届く。そのころ、国際的な秘密結社「ビッグ・フォー」が世間を賑わせていた。その4週間前、ポワロは共和党のパーティで新聞記者のタイソーに出会い、その会場でチェスの王者が急死した。

 

 

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久しぶりにヘイスティングス、ミス・レモン、ジャップ”警視監”が揃って懐かしい。みんな年取ったな~。いつものメンバーが揃うと嬉しいですね。

ジャップ警視監に昇進しておる。

 

誰も動かないことにしびれを切らして啖呵を切り部屋を飛び出していくヘイスティングス。外に出てから、「で、どうすればいいんだ?」って。うん、ヘイスティングスは相変わらずだった。

 

顔を焼かれるとか、喉を切られるとか、死に方がエグいです。

「全世界の人の記憶に残るような人じゃないと付き合わない」と振られてから、フロッシーに振り向いてもらうため、って。それだけ?やってられん。

そっと移動して緞帳を落としたタイソー。あれはもう、そうするしかなかったよね。

 

度々出てくる女優/俳優と変装パターン。顔を全く覚えてなかったです(^_^;)

ラストはヘイスティングスも戻ってきて(結局何もしてない)、みんな揃って大団円。

大団円、ですかね、これ?

まあ、いいか。

なんかもう秘密結社とか訳わからないですね。

名探偵ポワロ:葬儀を終えて

大富豪リチャード・アバネシーが急死する。彼には子供はなく、甥のジョージが大部分を相続すると思われていた。しかし葬儀を終え、遺言書公開の席で開示された内容は、一族の予想を裏切り、相続人で平等に分配する旨が記されており、ジョージは外されていた。さらに葬儀の日、リチャードの妹のコーラが「兄は殺された」と発言し、翌日遺体で発見される。

 

 

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コーラが斧で殺されるとか、エグいです。コーラの家で住み込みのコンパニオンとして働いていたギルクリストに話を聞きに行きます。コンパニオンは使用人とは違って、雇い主の話し相手なのね。家事をガッツリやる人ではない、と。立場というか身分的には同等か少し下くらい。

お金はあるけど見る目のない人と、見る目はあるけどお金がない人。ずっと傍で見てきて確かにやってられないと思う。

 

一人二役の話は結構出てきますが、今回は種明かしされても別人にしか見えなかったです。派手な服装に助けられてる部分もあるとは思いますが、完璧でしたね。ただ一点を除いては、ね。

ラストの犯人の豹変っぷりが、おっそろしい~。

 

ドラマは毎回冒頭で登場人物の人間関係を把握するのが大変。中盤から終盤にかけて、だんだん分かってくることが多いです。たまに最後まで見てもイマイチ覚えてなかったりしますが・・・。

 

【メモ】

companion:友人、話し相手

com-:一緒に、-pani:パン、-on:人

で、「一緒にパンを食べる間柄の人」

誕生日ケーキには最強のふたり/ジュリー・ハイジー

今回の業務は異例中の異例。総料理長のオリーは本業の厨房での仕事だけでなく、大統領夫人が催す誕生日パーティの準備係に任命された。会場選びから手伝うことになったのだ。それも、犬猿の仲の式次室長のピーターと共に。文句を言いつつも仕方なく2人で会場の下見に行くと、そこにあったのは秘書官の死体。それ以来、2人は何者かに命を狙われるようになった。

 

 

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自分から首を突っ込まなくても命を狙われるのね。

 

いつもは皮肉屋のピーターも、今回ばかりは弱気ですね。まあ、あんな状況に陥ったらね。憔悴しきってます。

個人的な感情を差し挟まずに、ピーターに寄り添えるオリーをすごいと思った。私だったらシアンやバッキーみたいな反応するかもしれない。「それはそれ、これはこれ」と切り離して考えられるだろうか・・・。

 

相変わらずいけ好かないヴァージルにビシッと言い放ったオリーが素敵だった。この辺のやり取りはザワザワします。

内部の情報をあれこれ軽~くペラペラ喋っちゃってますが、この人はこのまま雇われてて大丈夫なんでしょうか。不安にしかならない。

 

プライベートの方ではギャヴとの仲も進展があったようだし、ラストのピーターの行動も含めて今後も楽しみ♪

 

 

 

名探偵ポワロ:ひらいたトランプ

謎の多い資産家シェイタナが主催するディナーに招待されたポワロ。食後、2組に別れてブリッジをすることになるが、シェイタナは参加せずブランデーを飲んでいた。夜も更け、それぞれが帰ろうとすると、ナイフで胸を突かれて死んでいるシェイタナが発見される。

 

 

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シェイタナは犯罪芸術を集めてる人なんですね。ディナーに呼ばれたのは捜査関係者、または事件関係者。なので、それぞれの過去の殺人事件が出てきます。

 

ブリッジのルール、イマイチよく分からん。ブリッジの結果を元に推理を展開していくので、知ってたらもっと楽しかったかも。スコアとか言われても、何言ってるのかサッパリでした・・・。

 

ホストのシェイタナさん、生に執着がなく病んでたようで、究極のスリルを選んで自分を殺させるって。だから睡眠薬は自分で飲んだのね。計画的な殺人に見せかけるって、どんな嗜好の人だ・・・。

他の人にもいろいろありすぎて、結局なんで殺されたのかがスルッと頭から抜け落ちてしまう。

 

罠を仕掛けるためにストッキングを買いに行くシーンは好きです。繊細で高価なストッキングを大量に買うポワロさんに、「なんて幸せなご婦人でしょう!」と喜ぶ店員さんも可愛くて好き。でも、ストッキング買ってもちょっと爪に引っかかっただけで伝線するの、どうにかならないかな。開ける時から爪引っ掛けそうで怖いのよね~。

 

 

【メモ】

ゲージ(gauge):針数。ニット製品の網目の細かさを表す単位。表記は”needle”の”N”。

語源はアングロノルマン語で「計量ざお」

シャーロック・ホームズの冒険::ぶなの木屋敷の怪

女性専門の職業紹介所で、ルーキャッスルという男性から家庭教師として来て欲しいと言われたバイオレット。しかし、それには条件が付いていた。「長い髪を短く切るように、高額の給料を払う」と言われ受けるかどうか悩んでいた。そこでホームズに相談するが、結局受けることにし、何かあった際はホームズに連絡することになった。

 

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バイオレットが家庭教師として働く初日、屋敷に行くと気になることが次々と起こります。

主人が用意した青いドレスを着て窓に背を向けて座っていて欲しい、と言われ、その間主人が面白い話をしていた。しかし、それが2,3日続いたのでこっそり外を見ると、男性が立っているのが見えた。

また、屋敷の一角に鍵がかかって開かない扉があり、怖くなり戻ろうとしたら主人に見つかって注意される。

荷物をしまおうと引き出し開けたら切った髪が出てくるとか、ホラーすぎる。

ホームズに電報を打ち、助けを求めます。

 

バイオレットに話を聞き、だんだん事件が見えてきたホームズ。

主人の留守中に屋敷に向かい、誰かが幽閉されていると分かったホームズは強行突破します。

 

今回はホームズもワトソンもけっこう走っていますね。主人のルーキャッスルは怒って犬を放そうとしますが、結局自分が噛まれてしまいます。

 

幽閉されてたのはルーキャッスルの先妻の娘。謎の男はこの娘の恋人。母親の遺産を相続する彼女のお金に目がくらんだんですね。

犯罪の動機はいつの時代も変わらないな~。

名探偵ポワロ:青列車の秘密

ポワロは石油王のルーファスの娘ルースの誕生日パーティで、多額の財産を相続したキャサリンという若い女性と知り合った。彼らは同じニース行きの寝台車に乗る予定だった。出発後、キャサリンはルースと部屋を交換する。しかし翌朝、ルースが無残な姿で発見され、彼女が持っていた宝石もなくなっていた。

 

 

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美しいキャサリンを見かけて、ポワロさん自らおじさんに名乗りをあげてマナーの手ほどきをしております(笑)このキャサリン、笑顔が可愛い人ですね。

 

薄気味悪い殺人事件の中でタンプリン家の人たちが癒しでしたね。皆で車で屋敷に向かうシーンが、きゃいきゃい楽しそうで。普段は疲れるだろうけど、こういう時には有難いかも。

タンプリン夫人は青列車に乗っていた容疑者全員屋敷に招待しちゃう、すごい人。メイドと執事まで参加してる。丸腰(しかも下着姿)で夜中に忍び込んできた暴漢を撃退する娘のレノックスもすごかった!

 

ハチャメチャで、結局どうなってるのか分かりにくい話ですね。イマイチ話についていけてるのか不安になります。プロの強盗かと思いきや、宝石を盗むついでに性的興奮のために殺人を犯すとか。話がぶっ飛んでて、意味が分からないです。

 

ラストのキャサリン。こんな殺人事件に巻き込まれたのに笑顔だし、前を向いてるようだし、旅が好きになったようで良かった。爽やかなラストです。

 

だんだん長編見るのが疲れてきました。

いつものジャップ警部とかが出てないからだろうか・・・。