本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

グラナダ・ホームズ:マスグレーブ家の儀式書

大学時代の友人で名門出身のマスグレーブに招待されたホームズ。その夜、執事のブラントンが姿を消した。執事は、マスグレーブ家に代々伝わる儀式書を夜中にこっそり見ていた。ホームズはその儀式書に何か隠されていると推理する。 ✩✩✩✩ 昔あった木の高さの6…

グラナダ・ホームズ:修道院屋敷

ホプキンズ警部に呼び出され、ケント州に赴くホームズとワトソン。修道院屋敷の主人、ユースタスが殺されたようだ。 夫人の証言で、犯人はこの地方一帯を荒らしているランダルによる物取りと判明。事件は解決と早々に引き上げるが、残っていたワイングラスが…

グラナダ・ホームズ:もう一つの顔

平和な日常を送っていたネビルが、ある日突然姿を消した。彼の妻はロンドンの裏街まで行き、ふと見上げた窓にネビルの姿を認める。彼女は警察を呼び共に家の中を探すが、そこにネビルの姿はなく、いたのは物乞いのブーンだった。夫の捜索をホームズに依頼す…

グラナダ・ホームズ:ブルース・パーティントン設計書

ホームズの元を兄のマイクロフトが訪れる。地下鉄の線路際で役人ウエストの死体が発見され、国家機密の設計書の一部を持っていた。残りの設計書を探して欲しいと頼まれたホームズは、ワトソンと共に現場を調べに行く。 ✩✩✩✩ このエピソード、以前後半20分だ…

銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件/アンドリュー・カウフマン

まず鮮やかな黄色い表紙が目に飛び込んできて、不思議なタイトルで即買いした本。 本文は120ページ程なのに、前後が入り混じってるのと、「これは何の比喩?」とか考えながら読んでるとなかなか進まない。でも先が気になって諦めて読み進める。 たまにグロテ…

グラナダ・ホームズ:ソア橋のなぞ

アメリカ人の大富豪ギブスンの妻、ブラジル人のマリアが屋敷近くの橋の上で亡くなっていた。彼女は子供たちの家庭教師ミス・ダンバーからの手紙を握り締めていたため、家庭教師が逮捕された。ミス・ダンバーの無実を信じるギブスンに捜査を依頼されたホーム…

アガサ・レーズンと禁断の惚れ薬/M・C・ビートン

前作の事件で美容師からシャンプーの代わりに脱毛剤を使われ、ところどころ禿げてしまったアガサ。その姿を隣人のジェームズに見られたくないと髪が生えるまで旅行に行く。訪れたのはシーズンオフの観光地。そこで耳にしたのは、腕のいい「魔女」の話。アガ…

リメンバー・ミーDVD

お久しぶりのへっぽこ劇団員たち。 毎回(と言いつつ、2回だけど)、曲と照明が大好きです。このシリーズで一番楽しみにしている部分かも。 意外と客席(というか前方席)参加型だったり。 実際に劇場で見たときはスピーディに話が展開していくから、サラッ…