本を片手に

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グラナダ・ホームズ:銀星号事件

競馬の本命馬、銀星号の調教師が殺され、馬が行方不明になった。場主のロス大佐に捜査を依頼されたホームズたちはダートムーアに赴く。

 

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スポーツ新聞ってピンクなんですね。ド派手です。

イギリスのどこまでも広がる荒野。日本とは違うこういう自然もいいですね。ずっと居たらどう思うか分からないけど。

 

小規模な競馬場の様子が見てて面白いです。そもそもこの時代の競馬場とか想像できないですしね。馬車に乗ったままでも観戦できるんですね。へー。

競馬も馬も全く縁がありませんが、蹄の音は聞いてると楽しいです。チョークで黒板に書くときの音も割と好き。

 

遺留品を確認した後、そのまま出しっぱなしで出かけちゃったけど大丈夫なんだろうか。気になって仕方がない。

 

ワトソンのたまの気晴らしは競馬らしい。

ラストで自分で取り戻した銀星号に賭けて優勝、一儲けしたホームズさん。満足そうです(笑)

お札、大きいですね。小ぶりのノートみたい。

 

その後の晩餐会で謎解きです。

馬も帰ってきたし、調教師を殺した犯人も、メスとか羊とか「ここで、こう繋がってたのか~」と分かって無事解決。

ロス大佐の最初に態度にどうなることかと思ったけど、ラストには改めてくれたのでよかった、よかった。

 

【メモ】

blaze:目印、(牛馬の顔面の)白いマーク