本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

骨董通りの幽霊省/アレックス・シアラー

骨董通りにひっそりと佇む幽霊省。従業員4人と猫1匹。幽霊を捕まえるために200年前に創設されたが、結果を出せずにいた。

ある日、経費削減部のビーストン氏が訪れ「3ヶ月以内に結果を出せなければ幽霊省を廃止にする」と告げられる。これには職員も大慌て。

本によると、大人よりも子供の方が幽霊をおびき寄せられるということで、小学生のアルバイトを募集し幽霊探しを始めるが・・・。

 

 

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少し古めかしく、時代に取り残されたような場所。

子供だけじゃなく、大人もワクワクしながら読み進められる内容でした。

予想外の展開はないけど、やさしいお話。

 

すぐ話が横に逸れるのは読んでても面倒ですけど。

先があるのに話が全然進まない・・・。

私もそういう時があるから気を付けよう。

 

面白いことは「何かないかな~」よりも「絶対あるはず」と思っていた方が見つけられるのかもしれない。

目に入っていても気にしてなかったり、見てることって意外と少ないなと思うことがあります。

もしかしたら毎日通る道にもまだ知らないことがあるのかも。

 

はじけるのは楽しいらしい(笑)

通りの名前とかも面白いですね。

原文でも読みたい本。

 

【メモ】

19世紀の自転車(前輪が大きい自転車)は「ペニー・ファージング」って言うんですね。前輪をペニー硬貨、後輪をファージング硬貨に見立てたことから。

 降り方がわかりませんが・・・。