骨董通りの幽霊省/アレックス・シアラー
骨董通りにひっそりと佇む幽霊省。従業員4人と猫1匹。幽霊を捕まえるために200年前に創設されたが、結果を出せずにいた。
ある日、経費削減部のビーストン氏が訪れ「3ヶ月以内に結果を出せなければ幽霊省を廃止にする」と告げられる。これには職員も大慌て。
本によると、大人よりも子供の方が幽霊をおびき寄せられるということで、小学生のアルバイトを募集し幽霊探しを始めるが・・・。
✩✩✩✩
少し古めかしく、時代に取り残されたような場所。
子供だけじゃなく、大人もワクワクしながら読み進められる内容でした。
予想外の展開はないけど、やさしいお話。
すぐ話が横に逸れるのは読んでても面倒ですけど。
先があるのに話が全然進まない・・・。
私もそういう時があるから気を付けよう。
面白いことは「何かないかな~」よりも「絶対あるはず」と思っていた方が見つけられるのかもしれない。
目に入っていても気にしてなかったり、見てることって意外と少ないなと思うことがあります。
もしかしたら毎日通る道にもまだ知らないことがあるのかも。
はじけるのは楽しいらしい(笑)
通りの名前とかも面白いですね。
原文でも読みたい本。
【メモ】
19世紀の自転車(前輪が大きい自転車)は「ペニー・ファージング」って言うんですね。前輪をペニー硬貨、後輪をファージング硬貨に見立てたことから。
降り方がわかりませんが・・・。