本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

名探偵ポワロ:スペイン櫃の秘密

あらすじ(AXNミステリーから引用)

ポワロはオペラ劇場で旧知のレディ・チャタートンに、友人のクレイトン夫人が夫に命を狙われているらしいと言われた。ポワロは様子を探りにクレイトン夫妻が出席するパーティに出掛ける。だが、クレイトン氏は急な仕事で欠席。翌日、彼は死体で発見される。

 

ダンスが苦手なポワロ、

真顔で踊っているのが面白い。

 

今回目を引いた小道具は、ポワロの使ってた携帯灰皿。

小さなハート型でビジューがついてて綺麗。

いつでもお洒落な人だ。

 

海外ドラマは小物もそうだけど、

建物も見てて楽しいんだよな~。

今回の体育館も美しかったです。

 

 

<以下ネタバレ含む>

ポワロも参加したパーティの裏で起こった事件。

冒頭の昔の決闘シーンから

伏線が張り巡らされてたんですね。

この事件の鍵も実は・・・。

 

しかし、あの殺害方法で大丈夫なのか?

かなり運が必要になると思うんだけど。

確実に殺せる保証なんてないし。

命が助かる可能性もあるわけで・・・。

犯人は中の状態が分からないまま

(被害者がどういう体勢でいるのか分からないまま)

1回で殺さなきゃいけないし。

よく成功したなと思う。むしろ凄い。

ただ、見てるだけで痛いことは分かった。

衝撃的な方法でした。

 

背景としてはよくある三角関係ですが、

トリックはなかなか面白かったです。

 

最初にポワロを紹介したレディ・チャタートン、

最後も出てくるものだと思ってたのに

全然出てこなくてちょっと残念。

結構好きだったのにな。