本を片手に

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名探偵ポワロ:ナイルに死す

ナイル河畔のホテルで新婚旅行中のリネットとサイモンの夫婦に出会ったポワロ。リネットは資産家、サイモンはリネットの友人の元婚約者。その友人ジャクリーンが二人を追って行く先々に付いてくる。一行は客船でナイル川クルーズに出かけるが、そこでリネットが遺体となって発見される。

 

 

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友人の婚約者と結婚とか、それだけでもう怪しいですね。

 

今のように旅行用に小分けにされたものがない時代、旅行の度に荷物が多くて大変だな~と思うのは、荷物が多いのが苦手だからでしょうかね。

といいつつも、鏡台や洗面所の鏡の前に綺麗な小瓶がズラッと並んでいるのも憧れます。眺めているだけで楽しくなりますよね。

旅先でも、眉毛にまでブラシをかけているのがポワロらしいです。

 

 

夕食後、ポワロの酒には睡眠薬が混入されており、事件があったときはグッスリ眠っていたんですね。残念。

 

酔ったジャクリーンがサイモンを銃で撃ったのはフェイクで、みんなが出て行ってから犯行に及び、戻ってきて自分で撃った、と。

足撃った角度とかで自分で撃ったの分かりそうだよね。なんでバレなかったんだろうか。毎度のことながら、謎が残ります。

 

コーネリアと医師はいつの間に恋愛関係に?

何かあったっけ。さっぱり分からなかったよ。随分唐突な展開ですね。

なんとなく、ファーガスンとくっつくのかなと思ってたから。

 

冒頭のベッドシーンから、全部綿密に計画されていたんですね。ジャクリーンが考えて、サイモンが行動に移す。3ヶ月かけての計画。

サイモンの咄嗟の判断は余計だったらしいけど。