本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

セブンティーン・アゲイン

上手くいかないことを妻のせいにして離婚を申し立てられ、子供たちも口をきいてくれないし、昇進も逃す。

そんな何もかも上手くいかない37歳のおじさんが、ある日17歳の自分に戻って人生をやり直そうとする話。

自分が17歳の時に戻るんじゃなく、中身も時代も今のままで体だけ17歳に戻るのね。

 


時代が違って服装とか話す内容とかが高校生と合わなくて笑われるけど、子供の話をしてる時とかは親の顔してた。

高校生として戻って学校の内部に入ってみて、初めて自分の子供の抱えている問題が見えてきて助けようとするところも親に見えた。

 

オタクとか関係なく、分け隔てなく接する人はカッコイイな。

今もネッドと友達なのもいい。

 

ラスト、過去と現在がシンクロしていくのもよかった。

しかし、コーチは全く気がつかないものなんだろうか。

見ながらヒヤヒヤしてたよ。

 

思いのほか感動的な映画でした。