本を片手に

主に本、映画、舞台の感想

グラナダ・ホームズ:赤毛連盟

質屋を営むウィルソンは新聞広告に掲載されていた「赤毛連盟」に応募し採用される。そこでの仕事は百科事典を書き写すだけで多額の報酬を得られるというものだった。

しかし二ヶ月後、何の前触れもなく突然解散してしまう。不思議に思ったウィルソンはその足でホームズの元を訪れる。

 

✩✩✩✩

客が来ているとわかって部屋を出ていこうとするワトソンを追いかけて、颯爽と寝椅子を飛び越えていくホームズがカッコよすぎた。

 

依頼人の話を聞いてる間、必死に笑いをこらえてる二人が可愛い。

一通り話聞き終わった後、二人共声をあげて大笑い・・・。

 

謎の仕事内容だけど、だんだん面白くなってくるのはわかる。

辞書とか見てるの面白いよね。

誰にでもわかるように、文字だけで説明されてるから。

自分でそんなことしないからな~。

擬音語とか擬態語が特に面白かった。

 

犯人を逮捕した後、それまで強硬な姿勢を見せてた銀行頭取の態度が一変。

あっさりと下手に出てるのには笑えます。

 

事件解決後、店の外でホームズがワトソンのタバコに火をつけてあげるシーンが微笑ましい(・∀・)

吸いさしもマッチも普通にポイ捨てしてるけども。